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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第20話「Sくん、京都の児童相談所にて、2回目のK式発達検査」【2014年3月】

まだまだ寒い3月の京都。空は遠くまで晴れ渡っていました。引っ越しをしてきた実感が湧かないまま、実家のあった京都駅方面へ間違えて地下鉄に乗ってしまったり。久しぶりに帰ってきた京都は、見慣れたビルがなくて、実家も引っ越してもうそこにはなくて。まるで違う街のようでした。

弟Aくんを保育園へ預けて、私とSくんはタクシーで児童相談所へ向かいました。Sくんは手帳と受給者証の取得の為に、2回目のK式発達検査を受けました。私は一緒に中に入り、様子を黙って見ていました。

結果は、発達指数が73。京都市が育成学級のボーダーラインにしている数値が、75以下なので、Sくんはギリギリといった所。所謂、グレーゾーンな子供という事になりました。

検査を担当された先生曰く、おそらく、普通学級に行く流れになるだろう、もちろん、保護者の方とお子さん本人の意思が尊重されますが、流れがあって…というお話でした。

検査の先生:「ギリギリ、グレーゾーンだと、なかなか理解されなかったり、なかなか支援が受けられなかったりする事があります。」

その予告通り、Sくんには波乱万丈な小学校生活が待ち受けていたのでした……。

つづく。