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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第21話「Sくん、2つの医療機関で出た診断名は、自閉症スペクトラムとADHDの併発」【2014年3月】

雨の日。自分の足で公共交通機関を利用して移動ができる喜びを感じながら、京都をあちこち動き回る私とSくん。熊本にいた頃は、自宅から誰かに運転してもらって車で行動していたので、上着や靴をあまり気にしていませんでしたが、京都に帰って来て、雨の日の移動が大変だと気付き、新しく素敵な長靴を買いました。

発達障害専門の個人クリニックと児童相談所の診療所、両方の先生から診断が出て、どちらも、「自閉症スペクトラムADHDの併発」でした。割合は自閉症スペクトラムの方が強いという事でした。

児童相談所では、症状が併発しているという事で、発達指数が73でも、療育手帳が発行され、ヘルパーさんを手配する為に必要な受給者証も発行される事になりました。特別児童扶養手の説明もありました。

その後も我が家はこの二つの病院への通院を続けます。よく、「どうして同じ診断結果が出ているのに二つの病院にかかっているの?」と聞かれる事があります。理由は二つです。

児童相談所の診療所は、学校との話し合いの架け橋に、個人クリニックは作業療法(OT)をやっているのでそこは続けたいという事。あと、二つの病院の主治医の先生が、それぞれにとてもいい先生で、今後もお二人からアドバイスをいただきたいと思ったからです。

後に弟Aくんも通院を開始するので、私の持病の通院と合わせて三人分、外出できる体調の日はすべて通院に埋め尽くされてしまいました。でも、せっかく帰って来た京都で、できる限りの事はやってやりたいと思っていました……。

つづく。