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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第27話「またかよ!”Sくんは迷惑をかけない子だから”困りを無視する小学校」【2014年4月〜】

綺麗な桜の下で集合写真を撮りました。クラスは1学年に1クラス、男の子が13人に、女の子が5人、総勢18人の小さなクラスでした。担任の先生はベテランの女の先生で、固く、厳しそうな表情が私を不安にさせていました。副担任は若そうな男の先生でした。

行きはヘルパーさんと一緒に集団登校で出発、学校が始まってしばらくは、帰り、担任の先生が自宅まで送ってきてくださいました(Sくんの様子を早く知りたいから…という事で)。

Sくんは初めてひらがなを習い、勉強に一生懸命取り組んでいました。順調に学校生活を送っているかと思っていたら……。

ヘルパーさん達から、「担任の先生の怒り方がキツ過ぎて心配」という声が上がり、参観日の様子も、子供達は歩き回り(Sくんは人形のように背筋を伸ばして座っている)、先生が怒鳴り、肩を掴んで座らせるようなやり取りが続きました。副担任も他のお子さんの事でいっぱいいっぱいな様子でした。早くも、学級崩壊です。

Sくんの支援どころではない様子から不安はますます増していきました。繰り返し、支援についてお願いしてみても、「Sくんは迷惑をかけない子だから」と困りを無視されてしまう日々。どこまでお願いしていいのか、私は基準が分からなくなっていました……。

つづく。