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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第47話「弟Aくんも自閉症スペクトラムとADHDの併発、K式発達検査の結果」【2015年4月】

弟Aくんも発達障害でした。やっぱりね。診断が出て納得です。雲にいる母はこの事を知りませんが、もしも知っても、Sくんの時より驚かなかっただろうな…と思います。

弟AくんもK式発達検査を受けました。発達指数は高く、検査は何でもできていました。ただ、こだわりが強く、自閉症スペクトラムADHDの併発との事でした。割合はSくんと逆でADHDの方が多いとの事。納得でした。

障害があっても無くても我が子が可愛い事に変わりはありませんが、健常ではないという基準に切り替えたら、急に楽にはなりました。ただ、人に迷惑をかけない範囲にとどめておけば、無理して普通を目指す必要はないのです。

「Sくん、普通に見えるやん!」「Aくんってどこが病気なの?」周りからそう言われると、うまく答えられずに、持ち前の話術で話をすり替えていました。

種類や割合は違うけど、我が子は二人とも発達障害。しかも、私は二分脊椎症で重度身体障害。そうは見えなくても、そうで、人には言わないけど、大変な苦労がありました。

また年配の方からは、発達障害=天才の卵と勘違いされて、「良かったね、教育に力を入れたら東大や京大も夢じゃないね」と言われたりしました。む、無理です…恐れ多い(汗)。

だんだんに、健常のお子さんがいるママ友さんや周りの先輩方と話が合わなくなり、適当に合わすのがしんどくなりました。

だから、弟Aくんが療育へ行くようになって、そこで出会うお母さん達との交流は、私にとって必要不可欠で、お互いに助けになっているという実感がありました。

いつか必ず今より良くはなるけど、子供もすぐには成長できないし、現実はすぐには変わらない。自分の中の基準や見方を変えて行くしか、暮らしていけない状況にあったので、いつからか、「分からない人は分からないでいい、分かる人だけ分かってくれたら…」という気持ちになっていました……。

つづく。