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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第65話「Sくん、発達障害専門の眼科へ」【2015年11月】

空に小さな雲が浮かんでいました。今日は発達障害専門の眼科へ。以前に、LD等通級教室の先生から指摘を受けて、私も気になっていたSくんの目について、診てもらうことになりました。

いろいろな検査の結果、Sくんの目は、眼球コントロールに問題があるという事でしたが、視力に問題はありませんでした。特に下から上へ目で追えないようで、板書に苦労していたのではないかという話になりました。

それから何回か通院して、検査を担当された先生と、片目を隠してイラストを移す練習をする機械を使って訓練したり、紙風船をうちわで打ちあう訓練をしたり、色々な目の訓練を受けました。

Sくんのようなタイプの子供達は教科書や本を読む時に目で追いにくいという事で、透明なシートにマジックで線をひいて重ねてみたらどうか?とか、そのシートの色も目に合う色を試してみようとか。LD用のひっさんノートが使いやすいかもしれないという話や、デジタルツールの活用の話、盲目のお子さん達も今の時代は漢字を覚えていてパソコン入力している話からSくんに活用できる方法を探ってみては?という話などを聞きました。

訓練の先生:「大丈夫よ!きっとできるようになるから!」
先生は、いつも励ましてくださいました。

何回か通ううちに、Sくんの目はだいぶ訓練されて、思うように動かせるようになりました。病院が発達障害専門の窓口をやめてしまわれるという事で、短い期間の通院にはなりましたが、私はここでたくさんの勉強の種をもらいました。

Sくんの為に何ができるか、必要か、工夫してやってみる、それでも、どうしてもできないなら代わりにどんな方法があるか、私は具体的に探るようになりました……。
(具体的な方法を学校で取り入れてもらうまでには、ここから更に時間がかかるのでした……。)

つづく。