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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第76話「Sくん、こだわりの変化、巻き込みとの戦い」【2016年2月】

いわゆる、八つ当たりかな?Sくんも、弟Aくんも、パパも。私に八つ当たりして発散するような所がありました。

よそで誰かにして来るよりはいい。それほどストレスが溜まっているなら仕方ない。そう受け止めてきましたが、Sくんのこだわりがだんだん変化してきて、人を支配したい想いが強く現れるようになりました。

私にしてみれば、それは「変化」でしたが、病院の先生からしたら、「表に強く現れてきただけで元々持ち合わせていた特性だ」という話でした。”巻き込み”という状態で、まるで、私を家来のように扱い、小さな命令をし続けて、休ませようとはしませんでした。

牛乳!(飲みたいから出して。)
おやつ!(食べたいから出して。)
お皿!(食べるのに必要だから出して。)
トイレ!(付いてきて。)
おもちゃ!(片付けといて。)
お茶!(飲みたいから出して。)
テレビ!(お気に入りのDVDセットして再生して。)
レゴ!(命令に従って、作って。)
牛乳!(飲みたいから出して。)
お腹すいた!ごはんまだ?!

って!!こんだけ呼ばれたら夕飯の支度する時間ないよ!!!と私は思いました。そして、Sくんは思うようにならないと激怒しました。

一度だけですが、疲れ果ててソファーに座っていた私を、激怒したSくんが回し蹴りして、私の後頭部に当たり、頭痛と吐き気に襲われた事もありました。

将来が心配になりました。

本当にずっと一緒に暮らせるかも不安になりました。

弟の方の身の安全も気がかりでした。

Sくんが不登校になったら、こんなSくんと始終暮らすのか……。想像するとゾッとしてしまいました。行きたくない学校へ行かせてかわいそう、と、不登校になったらどうしよう、私の中でこの2つの葛藤がありました……。

つづく。