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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第78話「PTA役員選出から見る合理的配慮」【2016年2月】

ずっとこの問題から離れられずにいました。私には障害があるから、健常の皆さんと同じようにはPTA活動ができないと話してきましたが、理解は得られず。役員選出は大混乱になったそうです。
(選出会議は体調不良でERへ行く事になり、欠席しました。そして、次年度は学年委員に選ばれてしまいました。)

去年は本部庶務を引き受け、自宅でできる事のみさせてもらっていました。仕事内容も大幅に減らしていただいて、合理的配慮だったと思います。

しかし、大多数は「障害者でPTAできないなら地域から出て行け!」「障害者でPTAできないなら親子共に行事に参加するな!」「ズルい!」という方達でした。配慮されるのが当然とは思いませんが、実際にできないものはできないのです。これ以上無理をしたら私は死に至る、そこまで話しても無駄でした。「同じようにPTAできないなら死ね。」「死ぬまでPTAしろ。」そんな方もいました。「PTAできないのに買い出し行くな。」「美容院行くのにPTAできないわけはない。」こんなやりとりが永遠に続きました。

やっぱり。分かり合うなんて無理だなと思いました。親族、友人以外で、利害関係のない健常者と障害者が理解しあうのは不可能なのです。しかも選出会議で私を攻撃していた保護者の子供は、Sくんを虐めている主犯格グループでした。これが何を意味するか。

この時期、だいぶ苦しい想いをしましたが、これは障害者差別の序章に過ぎなかったのでした……。

つづく。