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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第91話「激しい障害者差別の末に小学校のPTAを免除されました。私が障害者であることを全保護者へ周知するプリントを配布する形で。」【2016年7月】

PTAのこと

参観日、すいている教室で。足が痛くて座って見ている私の前に繰り返し保護者が立って、参観を見えなくする妨害を受けました。「地域から出て行け」と嫌がらせをされたり、「障害者のくせに生意気だ」と悪口を言われたりもしました。”PTA会長が歩み寄っているのに私が頑固で無視している”という、あらぬ噂も流れました。PTA会長はひたすら「配慮はしないが私に任せろ、その為に障害者手帳を見せろ」と言っていただけです。

あれは障害者差別だったと思います。弁護士の先生や、京都市教育委員会にも相談しました。

校長:「PTA(保護者)による障害者差別の現状を知りませんでした。でも、見た目に分からない障害である場合に、その障害の詳細を、健常のお母さん方に納得してもらえるまで話すべきでは……?」

障害者支援相談員:「学校の全保護者を集めて、家族の障害内容を、障害者手帳の等級や、介護認定の等級や、通院頻度や、手術歴、かかっている診療科名を話せと?そんな苦痛を追う義務がありますか?PTAは任意団体ですよね?」

私:「話して分かる方々なら、そもそもこうはなってないんです。皆さん、様々な事情がありながら、人数が少ない学校だからと、仕方なくPTAをやっている。だから、どんな理由であろうが、免除になったり、配慮されるのは許せないとなるんです。不満のはけ口のように、矛先が私に向いているんです。全PTA会員への負担を減らしてください。それが根本解決への道です。」

校長:「当事者同士で……、PTA会長と二人で話をして解決できませんか。」

私:「学校も当事者です。私にメールで、病状説明なんて誰でも嘘を書ける、障害者手帳を見せろと迫った人にお話する事は何もありません。病気で担当した仕事に穴を空けたら責任取れ、PTA活動中に倒れても知らないと言う方です。私はあの方を信用していません。」

校長:「それは……メールになると人が変わってしまって。あれは本心じゃないとPTA会長が言っていました。メールになると思ってもない事を書いてしまう事ってよくありますよね?」

私:「ありません。大人ですから、自ら発信した全ての言動に責任を取るのが当たり前です。」

障害者支援相談員:「今日は合理的配慮をお願いしに来たんじゃないんです。障害者差別の立証に来たんです。」

私:「これまでは、何かできる事をさせてくださいとお願いしてきましたが、もう諦めました。利害関係のない障害者と健常者が助け合う事は不可能なんです。法的な観点からの合理的配慮として、私をPTA免除してください。」

数日後、プリントが配布されました。体調が悪化して学年委員を辞退する、今後は法的な観点からPTAを免除する、私が障害者である事を全保護者に周知する内容でした。法的な説明のくだりなど、おかしな内容でしたが、これで私は、ブラックPTAと縁が切れました。終止符です。でも、手を上げて喜べませんでした……。

つづく。