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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第112話「Sくんの放課後の過ごし方」【2016年10月】

その昔、Sくんが小学一年生になった時のこと、周りのお友達が学童へ行くので「僕も行きたい!」と言った事がありました。が、”なんとなく”受け入れてもらえず。送迎のヘルパーさんの手配時間が足りない問題もあって断念しました。
(通学支援扱いになり、学校の行き帰りだけで時間数を使い切っているので、そこへ学童を入れると1日30分ずつ支援時間が足りなくなる。)

それから、学校のまなびの教室が始まった時も、「僕も行きたい!」と言って問い合わせたら、「発達障害のあるお子さんはしばらくの間お母さんが付き添いしてください。それから判断します。」と言われてしまい、通ってみてダメだった時のSくんの気持ちを想像してみたり、実際、私の病状で付き添いできないという問題もあり、断念しました。
(が、後に、他校の校長先生から、まなびの教室は、加配を付ける形でスタートできたはずだと教えてもらいました。また、”なんとなく”受け入れてもらえなかったわけです。)

その当時、放課後デイも数が少なく、Sくんが通えそうなところがなく、結局、断念。今になって放課後デイが増えてきても、Sくん自身が行きたがっているわけではないので、「あるよ」と紹介してみたら、「いらない」と言われてしまいます。

私が通院でSくんの下校時間に家に帰れない時は、ヘルパーさんの移動支援(社会参加、余暇活動)を利用して、たまにお稽古や図書館やお使いの練習へ行ってもらうようにしました。

基本Sくんは「早く家に帰りたい人」だったので、今も強く不満を言われたりはしませんが、学童やまなびの教室へ行く他のお子さんを見ると、ああ、みんなと通わせてやりたかったな…と思う事があります。そんな時、親の方が”みんなと同じへの想い”を捨てなければならないなと思うのでした……。

つづく。