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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第116話「福祉避難所について」【2016年10月】

以前暮らしていた熊本の大震災から半年の日に、たまたま京都市の役所の地下通路で、福祉避難所について書かれた掲示を見つけました。まず、こんな所に掲示して誰が見るんでしょう?

この内容によると災害発生時に一旦校区の避難所に避難してから査定するような流れ。ざっくり言えば対象は高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦、傷病者、内部障害者、難病患者、と、その要配慮者です。

査定に時間がかかっている間に不愉快な想いをしたり、不愉快で避難所から自宅へ帰って死亡したりするんじゃないでしょうか。また、福祉避難所の存在すら知らずに避難せずに死亡する人がいるんじゃないか?と感じました。

内閣府ガイドラインはこちら
http://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/1604hinanjo_hukushi_guideline.pdf

私たちレアケース親子は福祉避難所へ移送になるでしょうか。見た目に分からなくても大丈夫でしょうか。混乱の中、手帳をたまたま所持していなかったらどうなるでしょうか。多数いるはずの該当者を全員、福祉避難所へ移送できるでしょうか。数の把握はできているはずです。予定施設への話し合いは完了しているのでしょうか……。

理想は、自宅or被災現場→福祉避難所への避難ですが、不安は積もるばかりです。数の把握、そして告知。それが成されるまでにまた何時災害がやって来るか分かりません。東日本大震災では高齢者が犠牲者の半分を占め、障害者の犠牲者は健常者の二倍を占めていました。ふるいにかけられて、高齢者や障害者といった弱者の減少を待っているのか?!暴言のようですが、当事者である私はそれを感じざるをえません。

何人も安心して暮らして行く為に、私にできる事を今すぐ考えなければならないと感じました……。

つづく。