かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第124話「Sくんの特別支援とPDCA」【2016年10月】

PDCA」とは、「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する」こと。最近は、Sくんの個別指導計画書もこれに則ってやっていけばいいんだなぁと思っています。

既存のフォーマットにハマらないSくんの教育や生活について、学校側と話し合い、個別指導計画書というオリジナルプランを作り上げ、実行し、修正を繰り返していく。言葉にすればシンプルですが、扱う対象がSくんという人間と周りの子供達なので、読めない部分もあります。また、先生方の微妙なパワーバランス、伝統的にモンスターな保護者に振り回される体質があり、少なからずその影響も受けます。

今回、後期個別指導計画書は早めに仕上がって来ましたが、本人と保護者の想いがうまく届かず、まだまだ行き違いが目立つ印象に。障害を理解してもらう為の努力は…まだまだ続きそうです。

SSTソーシャルスキルトレーニング)への取り組みは具体的に走り出し、Sくんに関わる先生方からSくんの良いところの報告をもらう事も日課になりました。周りの子供達との兼ね合いには、先生方への理解をもう少し語り続けなければならない印象ですが、親の心配をよそに、Sくんは”それなりに楽しく”学校へ通えています。

気がかりだった成績表(前期の成績表はフォーマットがないからと普通学級以外の場所で勉強した記録がなく半分以上が斜線に…)。大人にとってそれは”当たり前”なのかもしれませんが、子供にとっては”あんまりだ”と思っていたら、支援員の先生がSくん宛にお手紙をくださいました。

Sくんがよく頑張った事、これから頑張る目標などをたくさん書いてくださったのです。成績表代わりに大切に持っておく事にしました。

計画→ 実行→評価→改善。障害の理解や困りの改善を求めて、具体的に形にしていく作業もこの繰り返し。親子共に、着実に頑張り続けようと思う今日この頃です……。

つづく。