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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第147話「並ぶ事への配慮」【2016年11月】

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浦安市にあるディズニーリゾートには「ゲストアシスタンスカード」という、障害のある方や妊娠さん、高齢者の方、その他、困りを抱えた方へ個別の配慮をするサービスがあります。
(同様のサービスがユニバーサルスタジオジャパンにもあります。)

子供時代、待ち時間が並べないからアトラクションを諦めて、外で待っていた私にとっては、この配慮は大変有難いです。

我が家の例では、「長時間立っていられない」、「トイレに度々行かなければならない」、「発達障害児が二人いるから大人しく並べない」という事から、「待ち時間を他の場所で過ごして、時間になったら裏口から入場する」というサービスをお願いしています。

前々回、家族6人でディズニーリゾートへ行った時は私だけが障害者だったので、家族は私を含んで4人まで同様のサービスを受けられ、交代して乗り物に乗ったり、別行動したりしました。前回は家族6人中、3人が障害者になっていたので全員で同じ行動ができました。
(アトラクションは1枚のカードに対して4人まで、キャラクターグリーティングは1枚のカードに対して10人まで利用可能)

ちなみにパーク内のトイレはいつも激混みなので、我が家では、ゲストアシスタンスカードで時間を予約する(例えば90分待ち)→トイレに並ぶ(30分)→椅子に座って休憩する(30分)→トイレに並ぶ(30分)→予約時刻になる、このような感じです。

申請は一ヶ月前から電話で受付できます。当日、現地へ行ったらまずメインストリート・ハウスかゲストリレーションで、本人と同伴者のパークチケットを提示して、カードを受け取ります。この時、証明の提示は言われませんでした。

提示がない分、悪用もあると聞きますが、我が家のように見た目に疾患が見えないケースもあるかと思います。

提示がない理由は、手帳の中に詳しい病状や等級などの個人情報の記載があるからかな…と思いました。私は確認してもらって全然構いませんが、過去に他所の電車の改札や役所で、記載内容についてあれこれ要らない質問をされたり、ジロジロ見られたりの経験があったので、「手帳の提示は必要ございません。」と言われて新鮮な気持ちがしました。

話は飛びますが。
災害時の避難所でも、私達は、列に長時間並んで物資を受け取る事は不可能ですが、配慮はまだないと聞いています。ゲストアシスタンスカードの配慮と、避難所の配慮、娯楽と災害、全く次元の違う場面のようで、根本は同じだと思います。健常者水準の世の中、何らかの形で”並ぶ事への配慮”が広がっていかないかと願い続けています……。

つづく。