かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第154話「私の記憶力の低下」【2016年11月】

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私には識字障害と失顔症があり、短期記憶が恐ろしく低いです。周りには気付かれないように、スマホのマストリストや分厚いプロジェクトノート型のスケジュール帳、写真や連絡帳を確認して生活を回しています。

現在、1クラスに6〜8パーセントの発達障害児がいると言われています。京都には私立小学校もたくさんあるので、公立小学校のパーセンテージはもっと高くなっていると思います。また、虐待やネグレストの環境にあるお子さんも、後天的に発達障害のような症状になってしまいます。

なんだかんだ普通学級で”頭が悪いだけ”で過ごして来てしまった私ですが、時代が違えば、ウィスクやK式の発達検査を受けて、然るべき場所で対応されていたかもしれません。

私は子供の頃、ゲームが大好きでした。得意はパズルゲームか育成ゲーム。でも、ビックリするくらいRPGはできませんでした。なぜなら、「キャラクターの名前が覚えられない」「何をしてこいと依頼されたか分からなくなる」「アイテムや魔法の名前や効果が覚えられない」「アイテムの在庫数の管理ができない」から。流行りでどうしてもしたいRPGはメモを片手にやっていました。

社会人になってからゲームをする暇がない日々を過ごして、最近、久しぶりにスマホのゲームをしてみたら……。私の短期記憶が低下している事に気付きました。ゲーム内で瞬間的に5つほど覚える事が、もう私にはできません。在庫管理やスケジュール管理、人付き合い、この記憶力の低下は実生活にも影響がありました。このまま記憶が消えたなら、記憶が消えた事も忘れてしまうんだろうか……。

今、かいじゅう兄弟を育てる中で、自分の発達障害にも気付き、デジタルツールやメモで、私に足りない記憶の能力を補っている事で、漠然とした不安は解消されていますが、将来はどうなるんだろうかと心配です。どこまでが”うっかりさん”で、どこからが病気なんだろう?どのくらい忘れるようになったら、病院へ行かなければならないんだろう……?

私がいろんな事を忘れてしまう前に、かいじゅう兄弟に自立を促さなければな…と思う今日この頃です……。

つづく。