かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第165話「アスペルガー症候群がなくなった。」【2016年12月】

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「うちのパパ、アスペルガーやねん。」と気軽に表現してきたのに…これからはなんて言ったらいいかな?と思っています。唐突ですが、アスペルガー症候群がなくなりました。

診断基準の最新版「DSM-5」から「アスペルガー症候群」がなくなり、「自閉症スペクトラム」にまとめられました。今までの「DSM-4」では「広汎性発達障害」の分類は、自閉症障害(自閉症)、小児期崩壊性障害、レット障害、アスペルガー障害、特定不能の広汎性発達障害でした。つまり、分類が変わるだけで、困りがある人がいる事に変わりはないという事です。

”あの人アスペルガーっぽいな…”とか、”発達障害じゃないかな…”とか感じる事はあっても、結局、医師の診断が出ていない限りはそれはそうとは限らず。発達障害らしき症状があったとしても、先天的なものなのか、ネグレストや虐待による後天的なものなのか。大人になってしまった私達も、医師から”おそらくそうだろう”と言われているだけで、正確な検査や数値が出ているわけではありません。

障害について、”知識のない他者”に”言葉で”伝える時、様々な誤解が生まれる事もあります。発達・精神・知的障害があるだけで嫌煙されてしまったり、逆にしつけの問題で現状があるように思われてしまったり。結局は、「自分が知らない事は漠然と恐いのだ」と思います。あとは「言葉の意味の違いかな」と思います。「アスペルガー」と一言で表現してしまった時、相手にどう伝わっていたか……。

正しい基準や診断に加えて、相手にとって適切な言葉を選ばないと、誤解が生まれてしまう。日本語って、言葉で表現する事って、難しいなぁと思います……。

つづく。