読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第167話「待つという事」【2016年12月】

ママのこと パパのこと 二人のこと

今日もご訪問いただき、ありがとうございます。読者登録をしてくださった方、星をくださった方、メッセージをくださった方、ありがとうございます、更新の励みになります。皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

* * *

我が家は一緒に出発してもいつもバラバラ、「待たせる人1名&待つ人1名」組と、「待たない人2名」組に分かれてしまいます。

待たせてしまうSくんは、声かけが聞こえていなかったり、聞こえいても、Sくんの中で”今している事”が優先される時、周りを待たせてしまいます。何かに集中していたらお出かけするまでに20分くらいかかります。30分早めに声かけを始めて丁度いいくらい。私はもう慣れたので待てますが、パパと弟Aくんは待てません。学校では時間に従って過ごして、それが当たり前ですがストレスがかかっているかもしれません。

いつも待てない弟Aくんは、1秒も待ってはくれません。目的地に向かう時、ちょっと自販機で飲み物を買うのも待ってはくれず、先にすたすた行ってしまいます。一緒にトイレへ入ったら自分だけ済ませてママが最中でも鍵を開けてしまいます。ADHDの特性ですが、せかせか次々仕事や用事をこなそうとしてしまいます。時間通り、もしくは素早く動ける反面、スケジュールを伝えてしまったら1秒たりとも変更しにくい特徴があります。何かしながら次の事を考えています。パパも弟Aくんと同じタイプ。イレギュラーは一切無しで、最初に伝えたスケジュールを追行します。

Sくんと弟Aくんは対極にいて、Aくんの方にパパもいるので、いつもSくんが悪いようになりがちですが、Sくんは人を待たせる分だけ、自分も待てる人です。私に障害があって出遅れる時、歩くのが遅い時、待っているのはSくんです。

誰が悪いわけでもありませんが、同じ場所に向かっているはずがバラバラになってしまうので、それぞれに伝える伝え方とタイミングをかなり工夫しなければなりません。Sくんには早めの声かけと、不安にならない為のスケジュールの全容説明をします。弟Aくんとパパには、スケジュールは一つずつしか伝えず、Sくんや私を待つ時間や順番を待つ時間がある可能性と、その間にする事を都度伝えます。

まだまだ工夫の余地はありそうですが、別行動の時間と共に行動する時間を意図的に作って、誰が待たせた、誰が待たされた、という心の圧力をなくしたいと私は思うのでした……。

つづく。