かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第169話「手をしきりに洗う。」【2016年12月】

今日もご訪問いただき、ありがとうございます。読者登録をしてくださった方、星をくださった方、メッセージをくださった方、ありがとうございます、更新の励みになります。皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

* * *

1ヶ月くらい前からSくんが再び、強迫性障害になって、しきりに手を洗い、うがいをし、顔まで洗うようになってしまいました。手も顔も荒れてカサカサ。夜中も起きて繰り返す状態で本人もしんどそう。「僕の手は綺麗?口は綺麗?顔は綺麗?ばい菌はない?」と聞いてくる度に、嘘だけれど→「ママの手で撫でたら綺麗になるから大丈夫だよ」と話して、できる限りずっと撫でて、水に触れさせる回数を減らして、これ以上荒れないようにしています。ちなみに、こうして繰り返し質問してくる事を「巻き込み」と言うそうです。

今の所、原因は分からず。学校でも普通に過ごしているとの事…。普通に過ごす事がストレスかもしれないし、他にストレスがあるかもしれないし、これと言ってストレスはないけど症状が出ているかもしれないし。とりあえず次の通院までは様子見です。

パパは、Sくんが繰り返し洗う事で、水が勿体無い!とか、タオルがビショ濡れで気持ち悪い!とか、Sくんが私にしきりに汚いか否やを確認する会話がイライラするとかで、Sくんに対して強く怒ってしまっています。Sくんもおそらく”したくて手や口や顔を洗っているわけではなくて、いけない、やめたいと思いながらも止められないという病気にかかっている”わけで。別に”水を無駄にしてやろう”とか、”タオルを濡らして家族を不快にしてやろう”とかいう意図があるわけではないから、怒るべきでないし、怒ったところで、強迫性障害は止まりません。Sくんに責任はない。

…なかなかこの辺の説明がパパに届かず、ストレス→強迫性障害→怒られる、の順だったのか、怒られる→ストレス→強迫性障害だったのか、分からなくなってしまっています。パパには、当然の障害児の親としての対応というものと、感情の間に大きな溝があって、なかなかそこが埋まりません。

強迫性障害で荒れた肌は見た目に分かるので周りの反応が気になるのと、原因が特定できず(もしかした家庭内のパワーバランス?)、収まったり再発したりを繰り返すので、もどかしい想いですが、今は巻き込みに付き合って、手を撫でて洗う回数を減らすしかないかな…と思っています……。

つづく。