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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第171話「名前のないハラスメント」【2016年12月】

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あるイベントで。Sくん、弟Aくん、それぞれの付き添いとして、私とパパも参加した事がありました。その頃のSくんは今よりもっと情緒が不安定で、弟Aくんはもっと多動でした。しかし、代表の方から高圧的に”手伝い”を言われて、私が手伝っていたら、Sくんがゴネ出してしまいました。すると、その方が、「引き受けた仕事くらい、自分でやりこなせないなら、手伝い引き受けないでくださる?自分のお子さんの状態、分かってないの?」と言って高らかに笑い出しました。

あれは、なんだったのでしょう…。代表の方は子供達の障害を知っていました。ハッキリとした言葉が見当たりませんが、「障害児の親(や、ヘルパーさん)に仕事を科せて、できない様を笑うみたいなハラスメント」があるのかな?と思っています。

最近では、小学校のPTAでそれがあります。我が家は”母親が障害者だから免除”になったはずでした。でも、発達障害があるSくんが行事へ参加する時は、保護者かヘルパーさんを付き添いに付けなければ参加できないと言われているから、パパかヘルパーさんが行事に来ているのに、「来てるならPTAを手伝ってください。」と言われてしまいます。

あれ?騙された?なんだかおかしな構図です。母親は免除→でも子供が行事参加するなら父親かヘルパーさんは付き添わないと参加させない→来てるならPTA活動してください。……え?発達障害児の付き添いは?誰がするの?

たいがいSくんがいなくなってしまうので、手伝いはできないと伝えたり、ヘルパーさんはそもそもPTAを手伝えないと伝えます。が、通じず。無理矢理やらされます。付き添いだったはずの大人は慌てながら、Sくんを見失わないようにします。もしくは、情緒が不安定なSくんがゴネてしまい、大人は更に焦ります。その様を周りの健常者の大人が面白そうに笑うのです。

学校側には、障害児の見守りができず困っていると話しましたが、教頭から「冗談ですよ」と言われてしまいました。移動支援の中の社会参加のヘルパーさんをPTA活動へ無理矢理引っ張る事は業務妨害ですとも話しましたが、適当に流されてしまいました。

学校側の逃げ道は「知らなかっただけです。知っていれば対処していました。」、PTA会長や保護者達は「私達は馬鹿だから難しい話は分からない。もっと分かりやすく話してくれ。」と言います。

無知も、無知のふりも、私は罪だと感じています。でも、無知って最強に強いな…とも感じます。

話が飛びますが、今年も芸能界はクスリだ、不倫だと大いに盛り上がりました。人は他人の不幸が大好きだから、我が家の名前のないハラスメントも収まらないし、たぶん、何をいくら説明しても、また次の材料を見つけて叩きに来るのかな?と思います。

私は、だんだんこの狂った状況に、自分が慣れていくのが恐いです。人と違う、例えば障害者なんて揶揄われたり、叩かれて当たり前!みたいな。そんなもの受け入れる気はないのに、だんだん弱って受け入れさせられる。悪いのは、弱った、強くない私の方で、問題の起点がこちらにあるような流れ。もう来年度のPTA役員選出が始まりました。ヘルパーさんはPTA活動できないと全保護者に通達を出さなければなりません……。更なるトラブルが起きる前に手を打たなければ……。

つづく。