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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第177話「クラスメイトへの障害理解」 【2016年12月】

Sくんのこと ママのこと PTAのこと

今日もご訪問いただき、ありがとうございます。読者登録をしてくださった方、星をくださった方、メッセージをくださった方、ありがとうございます、更新の励みになります。皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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先日、ATACのグループ相談会で、クラスメイトへの障害理解は「なるべく早期の方がいい」という話を聞きました。本人に「何を伝えて欲しいか、何を伝えて欲しくないか」の確認が必須で、デジタル機器などを学校へ持ち込む場合は、クラスメイトにも体験をさせてあげた方がいいという事でした。

パパに伝えてみると…「ずっと言わない方がいいと思う、あのクラスには。あと、iPadとか、ノイズキャンセラーヘッドフォンとか、高価な物を持っていっても壊されるだけじゃないか?」との事。

確かに…散々色々壊されたり、隠されたりしてきました。14人のクラスメイトは…だいぶヤンチャで、小3ですが、参観日にまだ立ち歩いてザワザワがやがやしています。学級崩壊ってどこから?と考えてしまう雰囲気。このクラスで一年前には虐められた過去もありました…。

ATACの講座を聞きながら、私なりに、クラスメイトへ話をする段取りを考えていました。雛形はできています。素直な模範的な三年生ならこれで大丈夫だという感じです。が、メンバーが…。

まずは、Sくんに相談…ですが、正直、Sくんも自分の障害について理解していません。ただ、手帳を持っているから、自分が障害者だと認識している様子。我が家の場合は、クラスメイトへの障害理解を促す時、同時に、Sくん本人へもメッセージを届けなければなりません。

障害理解と言うか、「みんな違ってみんな素晴らしい」「人間に上も下もない」という所が根付けばいいと思っています。文章で書くと短いですが、これがなかなか難しい。なぜなら、学校は「みんな同じレベルに達する事が素晴らしい」なので。あと、Sくんの障害は目に見えない。目に見えないから、ただアホなだけに見えたり、ただふざけているように見えたりするわけです。…うん、難しい。

その昔、私は小学校入学時に自分で病気について説明しましたが、うーん。説明して良かったのか、悪かったのか、分かりません。足が遅いとか、トイレを別の所へ行くとか、そういう事は明らかでも、内部疾患だから障害の本質は目に見えない。子供達にしてみれば、ドッジボール弱いから入れたくない、走るの遅いから運動会で同じチームは嫌、みたいな。そんな感じでした。私の方ももちろん嫌でした。

説明してもしなくても、できない事はできない。不利益がある事に変わりがない。みたいな。だから、支援が必要やねん!と今は思いますが、あの頃は一人で頑張っていた気がします。自分だけ入ったらいけない違う所に紛れて入ってしまった、みたいな。

みたいな、みたいな、の繰り返しで、ここまで来てしまいました。

時代は変わったはずです。障害者差別解消法ができたり、デジタル支援ツールがたくさんあったり。でも……、人の奥底の偏見や思いやりの部分って、ずっと変わっていない気がします。

PTA含め、Sくんの障害理解、どうやって打破していくか。今日も障害者支援相談員さんと打ち合わせ。これからも試行錯誤の毎日です……!

つづく。