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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第182話「みんな同じ速さで…」【2016年12月】

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* * *

Sくんの発達のばらつきは下が6歳半〜上が14歳。小3のカリキュラムにバチッとハマる瞬間があまりありません。学習障害があるので宿題も別課題、みんながやってる漢字ドリルは1日3つと自分で決めてコツコツと…遅れているから土日もコツコツと…行事の日もコツコツと…とやっていたら、いつの間にかみんなを追い越してしまったそうです。

担任:「学校では遅れ過ぎも進み過ぎもダメなんです。みんな同じ、同じ速さで進むのが当たり前なので、Sくんに止めるように注意してください。」

はい…。一度インプットしたやり方を変更するのが困難なSくん、遅れているからと思って必死になっていたSくん、、、どうやって止めるか、、、そしてピッタリみんなと同じ速度にするのか、、、

って!

それ、できたら、こんなに、困ってないよ!!

なかなか、伝わらないまま、もう最後の個人懇談が終わりました。あと3カ月したら3年生も終わりです。

”みんな同じが当たり前”の壁を今年も壊せなかったな…、義務教育の学校にいる以上は仕方ないのかな…、そういえば私も昔、1年の時に名前の漢字を書いてバツされたな…、3年の算数を塾で習った方程式で解いてバツされたな…。

「先に進んで何が悪いねん!誰のための勉強やねん!」
と腹を立てていた小学3年生の自分がふと浮かび上がりました。

義務教育って何だろうね?

人に迷惑をかけない範囲でその子の為になる勉強でいいんじゃないの?

とは、思いましたが、懇談は時間内、無難に済ませて帰ってきました……。

つづく。