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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第195話「雲の上から見えるもの」【2017年1月】

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* * *

年末年始の里帰り。行きの飛行機で雲を見ながら、「京都のばぁば…いないね…。」とつぶやいたSくん。そういえば今回、二年前に京都のばぁばが死んでしまってから初めて飛行機に乗りました。

ずっと、”死んだおばあちゃんは雲へ行った”と思い続けてきたのが崩れてしまう…それも仕方のないことか…と思っていたら、雲の上に大きな丸い虹が出ました。まるで、京都のばぁばが返事をしたようだねと話しました。

帰りは夜空へ飛び立ちましたが、真っ暗な窓に向かって手を振るSくん。何が見えたのか聞いてみたら、”飛行機が飛び立ったら手を振り合う”って熊本のひいばぁちゃんと約束をしたらしく、「僕は心の目で見ているから、ひいばぁちゃんが手を振ってるのが見える。」と話してくれました。

不思議なSくんのこんな様子はいつか消えてなくなってしまうかもしれません。普通の小学三年生に近付いて欲しいと願う気持ちもありますが、特別な感受性がもしもずっと残ったら、それはとても素敵な事なのではないかなと思いました……。

つづく。