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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第206話「困りが目に見えないから困ってる。」【2017年1月】

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授業参観がありました。育成学級への逆交流の様子と、普通学級での様子を見て来ました。

育成学級では、Sくんが先生と会話する時に、正しい敬語を使っている様子を見ることが出来ました。普通学級では手を上げて、発表していました。十分過ぎる成長でした。

ただ、育成から普通への交流のある体育については、心配な部分もありました。体育は少ない育成の人数では育成だけで行う事ができず、同じ学年の授業に混ざりに行くのですが、「交流」のはずが、みんなの中に入れず、「交流できていない」らしいのです。Sくんはそもそも所属は普通学級なので、浮いているのが浮き彫りになっているようで、育成の先生も心配しておられました。

ここの学校の普通学級では、障害がある子への支援がいまいち弱く、”差別はしないよ”、”交流だよ”、”自分で混ざりにおいで”みたいな感じがあります。えーっと、自分からコミュニケーション取りに行けるなら、そもそも支援なんていらないし。。。

車椅子で歩けない子に、「歩いていいよ!さあ!車椅子をおりて!こっちまで自力で歩いておいで!これが交流だ!」と言ったらとても酷い感じがするのに、Sくんの様子は、障害や困りが目に見えなくて、その場にほっとかれてしまっています。

交流って?支援って?他の育成学級所属のお子さんに対しても、もう少し手を差し伸べてあげてもいいんじゃないかと感じました。あと、普通学級にいるお子さん達の雰囲気も、ウェルカムではないので、体育が特別に2時間ある時なんかは、体力的にも精神的にも辛いだろうなぁと感じました。

交流の名の下に、その場にいるけど、交流はできていなくて、窮屈な想いをしている。体育を、育成学級だけでやるか、障害理解を始め、受け入れ側の体制をもって強化するか、どちらも一筋縄ではいかなさそうです……。

つづく。