かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第223話「朝からオムライスは無理」【2017年3月】

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朝は、前日夕方から引き続き私の具合が悪いので、おにぎりかパンを選ばせて、用意します。ある休日の朝、たまたま体調がマシで、「朝ごはん何がいい?」と聞いたら、弟Aくんは「目玉焼きとウィンナー」と答え、Sくんは朝の支度をせずにずっと黙っていました。

とりあえず家族4人分目玉焼きとウィンナーを用意して、パパと私にはトーストを焼いて……。もう一度Sくんに「朝ごはん何がいい?」と聞いたら「オムライス!」と言いました。「朝からオムライスは無理だよ。材料もないし。」と答えたら、Sくん発狂!!

私の聞き方がまずかったんだな…とは思いましたが、何が何でもオムライスを食べる!今すぐ作れ!今すぐ出せ!となってしまい、説得を続けて、おにぎりに収まりました……。説得に1時間。パパとAくんは食べ終わって、次の行動へうつっていました。

「朝ごはん何がいい?」ではなくて、「いつもはおにぎりかパンだけど、冷蔵庫には◯◯と◯◯があって、そこから作れる料理は◯◯か◯◯か◯◯です。おにぎりかパンでもいいし、◯◯や◯◯や◯◯でもいいし、どうしますか?」と言わなきゃ、Sくんは想像できないんだな…と思い知りました。

だいぶ落ち着いて来て、話も通じるようになって来ましたが、発達がでこぼこしているという基本は変わらず。さらに差が開いている印象です。当然知っているだろう、当然できるはず、当然想像できているだろう、というその”当然”が落とし穴だと痛感しました……。

つづく。