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かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第260話「子猫と病院帰りに」【2017年4月】

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* * *

子猫を飼い始めて、かいじゅう兄弟が幼かった頃を思い返しています。

キャットフードをお湯で柔らかくしたり、トイレのお世話をしたり、病院へ行ったり。少し病気にかかっていたので、猫砂はウンチの度に全部捨てて、トイレを熱湯消毒していました。

弟Aくんは年に一回病院に行くくらいのペースでしたが、Sくんは身体が弱かったのか、毎月のように病院やERへ行っていました。Sくんが幼かった頃は熊本にいたので、夜中に診てもらえる病院が2つしかなく、そこへみんな来るので、トリアージ受付があって、待ち時間が長くて大変でした。

嘔吐発熱で20時に行って、ずっと待って、診察が2時、更に点滴待ちをして、点滴開始が5時、終わったら朝、みたいな事がよくありました。

トリアージ受付では、症状によって緊急度が高い人を優先して診てくれます。しかし…、親と子供本人に問診するので、発達障害があって受け答えがチグハグ、もしくは答えない、笑ってる、熱があっても元気に走り回るSくんの状態では、正しくトリアージされず。だいぶ後になってから悪化して中に運ばれるような事が続きました。

ある時、保育園でマイコプラズマ肺炎が流行っていた時、「胸が痛い」「息をするともっと痛い」と泣くので熱を計ったら39度。これは感染してるな…と思ってマスクをさせてERへ行きましたが……。

笑いなら走り出そうとするので、まずは、「元気にしてちゃダメだよ。グッタリして。」「看護師さんに、胸をおさえて、”息をすると胸がすごく痛い”と言いなさい。」「悲しそうな顔して。」と演技指導してから、トリアージ受付へ行きました。すぐに隔離され、CTをとられて、結果は肺炎でした。

余談ですが、私も病気が外から見えないタイプで、弟Aくんが発熱してERへ行った時に、私も”怠かった”のでそれを伝えて一緒に診てもらうと、先生が「え?元気そうだけど。とりあえず熱計って」と言われて計ったら40度超え。「え?」となって体温計を変えて計り直し、また40度、それから看護師さん達がザワザワし出して、弟Aくんから引き離されてそのまま造影剤を使ってCTへ。酷い肺炎でした。

入院はしませんでしたが、この頃の私は体調も運も悪く……。

弟Aくんを妊娠中からずっと風邪で常に熱があり、帝王切開の予定より早く陣痛が来て入院してウテメリンで止めて、帝王切開手術予定日は部分麻酔が途中で切れてしまい激痛のまま手術続行、退院後はまた風邪、そのまま上記の肺炎、それから長引いた咳で肋骨を疲労骨折、咳止めの投薬で1ヶ月便秘に苦しみ、すべてが治った頃に、弟Aくんは2歳に、Sくんは5歳になっていました。

なんだか大変だったな……。

今も3人分の通院と投薬による自宅療養だけで人生が終わりそうですが、かいじゅう兄弟が幼かった頃よりは、ずっとマシで、健康的な毎日だと思っています。

『大変だった時も、過ぎ去ればいい思い出だな。』子猫と病院帰りにふと思いました……。

つづく。