かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第276話「地球が悪い!」【2017年5月】

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暑くなったら半袖を着たり、たくさん走ったらお茶を飲んだり、空調を自分で調節したり、そういった丁度いい体の調節がいまいちできないSくんです。学校では周りが先に調節したり、着替えたりを見て、真似して同じ状態になっているようです。

でも、私とSくんとで移動している時なんかは、大変!明らかに暑くて真っ赤になっているので、上着を脱いだら?と声かけをしてみたら→うっとしがられて逆ギレ!真っ赤なまま羽織を脱がなかったりします。そろそろお茶を飲んで置いたら?と思って声かけしても→逆ギレ、トイレの最後のタイミングは今だよ→逆ギレ、で、通院先などで実際に発達検査や診療が始まるタイミングになって、暑くて死にそう!お茶!トイレ!と言い出すのです。

お茶を渡しながら「だから、先々声かけをしたよね?今、暑くて限界、水分が足りなくて限界だよね?」と話すと必ず最後には、「地球が悪い!」と言い出します(笑)。Sくん曰く、「暖かくなったり、寒くなったりする地球が悪い!」と。例えば、雨が降るのも、地震が来るのも、夜暗くなるのも、地球が悪いそうです。…え?地球、悪いか?!とは思いますが、一つの風変わりな考え方として受け取ることにして…「もう、地球のせいでもなんでもいいから。事前に分かってる事は、対策したらいいよね?毎年、夏は暑くなっていくから、服装や水分に気を配る、雨が降る予報が出ていたら傘を持って行き、降ってなくても持ち帰る、地震が来て困らないように家具の設置を気をつけるとか、避難場所の確認するとか。何か起こってから地球のせいにしても、何も始まらないよ。」と繰り返し話しています。

未来を予想できない特性上、しばらくこんな感じで地球のせいにして怒り続けるかもしれませんが、春夏秋冬のサイクルを身につけて、天気予報を上手に利用して、更に有事の時の対策も身につくといいな…と思っています……。

つづく。