かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第298話「ヘルプマークの意味と個人情報」【2017年6月】

ご訪問いただき、ありがとうございます。読者登録をしてくださった方、星をくださった方、メッセージをくださった方、ありがとうございます。ありがとうを糧に更新を続けていきます。これからもよろしくお願いいたします。

* * *

最近の私はヘルプマークを付けたり隠したりしています。隠す時は、保育園の送り迎えや、ご近所で。病気がある事を知らせる事がデメリットになる可能性が高いからです。付ける時は、移動中、電車や地下鉄の中で。私が立っている時に「席を譲って」というつもりはなくて、どちらかと言うと、席に座っている時に「座る理由があります」の意味で付けています。

理由の詳細について気になる人、聞きたい人、聞かないと納得いかない人など色々いますが、「それって個人情報じゃないの?」と私は感じています。

過去にPTAの仕事への配慮を求めた時に、身体障害者手帳のコピーをよこせという話になりました。でも、「それは個人情報だし、いくらでも悪用できるので無理だ」とPTA会長に伝えたら、暴言の嵐。話は破綻してしまいました。

校長先生は、「病気の詳細を全保護者が納得するまで説明する説明会を開いてください」と言っていました。「それも個人情報で、任意団体であるPTAに対してそこまで説明する義務ありますか?」という話になりました。

(PTAは結局免除になりました。全保護者に身体障害者だというプリントが配布されて、おかしな学校だなと思いましたが、ここは、配慮を求めて関わるより、免除になって離れた方がいいPTAでした。)

さて。話はヘルプマークに戻って。電車の席や、優先座席、エレベーター、広いトイレ(みんなのトイレ、障害者用トイレなど)、障害者専用駐車場等を利用する時、様々なトラブルから思うことは、「自分の疑問をそのまま相手にぶつけてしまっていいのか」ということです。

”あいつ、病気でも何でもないのに障害者用を利用してる!なんやねん!”と感じたとして、それは本当にそうなのか、思い込みの部分はないのか。相手に問いかける時、個人情報に触れていないのか。

経験上、何かトラブルが起きそうな場所で、ヘルプマークを付けていると、「相手が生の疑問をぶつけてくる事が減る」と私は感じています。一瞬、立ち止まらせる、そんな感じです。

もっとヘルプマークが浸透すればいいなぁと思う今日この頃です……。

つづく。