かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第301話「小集団活動の意味」【2017年7月】

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教育系大学で行われた、計6回の小集団活動が終わりました。優しい学生さんや先生方に囲まれて、Sくんはのびのびと過ごしていました。 おもちゃがあって広々としたお部屋の雰囲気や、大人と子供の数のバランス、控え室で保護者が語り合う感じが、京都に来てから通った療育のような印象でした。「小学生になっても療育みたいな場所が欲しいな」と思っていた私達親子にとって、最良の環境ではないかと感じました。

当たり前に、時の流れに従って、保育(保育園・療育)時代から、教育(小学校)時代へ移りましたが、このレベルアップは発達障害があるお子さんにとっては大きな課題であり、大きなストレスだと思っています。いきなり大勢の中に入って、決まり事を守るのが当たり前で、人間関係も複雑、Sくんは勉強もどんどん付いていけなくなっていきました……。

そんな中、不登校という形でドロップアウトしたお子さん達が集められて過ごす時間は、「学校へ行けないのはSくんだけじゃないよ。」「行けなくても大丈夫なんだよ。」と、言葉で伝えるより、強い意味がありました。

また、丁度我が家は、弟Aくんが年長で就学相談の時期に差し掛かっています。Sくんの時は年長の12月まで熊本にいたのでバタバタと京都へ引っ越し、熊本式の就学支援シートや発達検査の結果を持参して、学校側と面談していただいたのですが…。グレーで障害の様子が分かりにくかった為、特別支援もなかなか受けられなかったし、揉まれ虐められ不登校を繰り返し…で、四年になってやっと学校という場所のシステムが分かったけれど、忘れ物やトラブルは後をたたないのです。

弟Aくんの為に、WISC VIの発達検査も受けさせて、5枚にもおよぶ詳細もいただいたし、今月に保育園から京都式の就学支援シートの説明と、シートももらい、順に記入予定(保護者、保育園の先生、療育の先生、あとは児相の先生やクリニックの先生やOTの先生達かな??)。淡々と進めていますが、Sくんより、より障害が分かりにくくグレーな弟Aくんへの特別支援を求めて行くことは、至難の技だなぁと思っています。

結局、周りに迷惑をかけない、周りを困らせないタイプの発達障害のお子さんは、本人の中の困りをほっておかれやすいです。何らかの形で、学校以外に、のびのび過ごせる小集団が弟Aくんにも必要かな?と思っています……。

つづく。