かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第328話「どんどん歩いて行ってしまう人」【2017年8月】

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どんどん歩いて行ってしまう人……、はい、パパです(笑)。私が持病の悪化で歩けなくなって来ていても、超ハイペースでいなくなります(汗)。

たまに気遣ってカバンを持とうとしてくれますが、医療用具や薬を持っていなくなられては一大事なのでお断り(笑)。「カバンはいいから、3倍くらいゆっくり歩いて」と言っても気がつけばそこに彼はいません(笑)。

一緒に障害者割引で京阪に乗った時もスタスタ改札を出てしまい駅員さんから一喝!(京阪は二人でいる時のみ障害者本人と介護者が割引料金になる。一人で障害者割引料金というパターンはない。)
駅員さん:「お一人ですか?介護の方か障害のある方はどこにいますか?」
(ゆっくり歩く私が追いつくと…)
駅員さん:「ちゃんと一緒に歩いてあげてください!」
すみません。私が遅くて…と言いつつ、駅員さん!よく言ってくれました!と思いました(笑)。

パパはアスペルガーだから…?なのか、よく分かりませんが、”私の病状に左右されないところが良い”と思って結婚したような気がします。若い頃、私が寝込んでも平常運転、私がいなくなっても平常運転の人と付き合い、結婚したいと考えていたのですが、現実に体調が悪くなってきた今は、このアンバランス、えらくドライで、でも仕方がありません。

家族四人で歩くと、Sくんはマイペースながら、私よりは少し早く歩き、弟Aくんはハイペースでパパに付いて行きますが、最近は、途中で走って引き返してきます。そして私と手を繋ぎ、引っ張るでもなく、何も言わずに歩いてくれます。

私:「Aくん、ありがとう。ママ嬉しいわぁ。」

弟Aくん:「こんなん、ありがとう、言わなくていいで。別の時にとっておいて〜。」

6才の弟Aくんはだいぶ大人になりました。パパは……?たぶんずっと変わりません。ずっと平常運転で、突き進んで行くのだと思います……。

つづく。