かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第394話「記憶がなくなる私の生活」【2017年10月】

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記憶力に何らかの問題がある私。子供達のクリニックの先生は、あなたにも発達障害がある!とか、それは識字障害よ!とか、失顔症よ!とか教えてくれますが、私自身がこの分野で病院へ行った事はありませんでした。

熊本にいた頃にPTAでかなり攻撃された時は、私もパパもSくんも心を病んで、私はとても死にたくなって、幻聴や幻覚が見えるようになって、全く眠れなくなって、心療内科で薬をもらっていた時期がありました。うつ病でした。

その時の記憶はほとんど消えかかっていますが、嫌な出来事のあった場所を車で通っただけで、激しい頭痛と吐き気、めまいに襲われました。だから、パパの実家のある熊本へ里帰りする時はずっと母屋にいました。

私の記憶は過去の出来事を鮮明に覚えている部分と、すっぽり抜けている部分とがあります。また、単語や数字を覚えるようなことは、一切できません。小学校の高学年くらいから漢字が頭に入らなくなり、勉強では苦労しました。用事を言葉で言われるのも、聞いたすぐ0.5秒後くらいには消えてなくなります。

例えば、自己紹介された瞬間から相手の名前が頭から消え、顔も覚えられません。出先で携帯で聞いた電話番号は、メモに書かなければ、その番号を覚えた状態で次にかけることはできません。冷蔵庫の中の在庫管理は、確認したはずが、玉ねぎだらけになったりしました。確認した記憶が今日のものなのか、昨日のものなのか私には分からないのです。また、話している最中に、自分が何を話そうとしていたかすっぽり消えてしまったり、今、どこにいて、どこに向かっているか分からなくなりました。

だから、全てをスケジュール帳に書いて、TO DOリストも一日ごとに全て書き出して、終えたら消していく形です。

そうでないと、みんなの普通にはなれないのです。

料理中、ずっと立っている事は、体力的にキツイので鍋から離れて椅子に座っていますが、鍋の火のことを忘れてしまうので、電気をつけたままにしていました。洗濯物を運んだり、2つ以上の部屋を行き来する家事も、どちらの部屋も電気をつけたままにして、追行していました。

しかし、パパは私を追いかけ回して電気を消して歩くので、私の記憶から、洗濯物を運ぶことや、鍋を火にかけていることが消えてしまって、大変なことになりました。

「私は忘れてしまうから印のために電気をつけたままにしている、消さないで」と説明してみても、「節電第一!記憶が消えるなんて嘘だろ。バカじゃない?ちゃんとやれよ」とパパは必ず電気を消して歩きました。

私の記憶の問題は日々進行しているように感じていました。だから、今月やっと、記憶の問題を相談しに病院へ行きます。アルツハイマーとかを診ている診療科です。

病院へ行ってすぐに何か変わるとかはありませんが、パパには、"病院にかかる程、記憶に問題がある"と伝わるかな?と。パパはアスペルガーなので、そうやらないと伝わらないのです……。

つづく。