かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第398話「間違いを認めない」【2017年10月】

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* * *

午後は14時に薬を飲むと、副作用の吐き気と腹痛が始まり、16時頃から翌日午前までトイレにいる私。家事や育児はトイレと行ったり来たりか、できません。

そこで、夜のSくんの薬はパパの担当にしていたのですが…。え?分量間違えてたって?!

もともと朝はストラテラを20mg、夜はストラテラを15mgに、リスパダールは9月から追加になったのに、なぜか、ストラテラをやめていた…と。

私:「え?なんで?!」
パパ:「ストラテラからリスパダールに交換になったと思ってた。お前が追加だと説明しなかったからだよ!全部お前が悪いよ!」
私:「説明はしてます。それに、ストラテラリスパダールは効き目が違う薬だよ?説明の冊子渡したのに読んでないの?」
パパ:「そんなもの、読んでないよ!」
私:「どう説明し、どう伝えたら、正しく伝わるの?」
パパ:「お前がやり方を見せて伝えなかったから、こうなったんだよ!」
私:「え?最初、やり方も見せてるよ。朝はリスパダールと白(10mg)2。夜はリスパダールと白1、オレンジ(5mg)1。」
パパ:「Sが、自分で、違うよって言わないからこうなったんだぞ!S!聞いてるか!お前が悪いんだぞ!」
私:「私のせいにしたり、Sのせいにしたりするの、やめてもらえる?自分の間違いを認めて、再発防止を考えないと。」
パパ:「だから。ごめんって!言ってるやん。」
私:「いや、謝るの今初めてやけどね。どう伝えたら…」
パパ:「俺はSのことは、覚えられないし。もう、薬の担当からは外して。お前がしたら、間違いないやろ。」

……。そうですね。

体調不良の中、Sに薬を飲ませるのはなかなか難しいのです。が、もう代わりはいません。もう、仕方がありません。

このやりとり…やっぱりパパにも何かあります。

クリニックの先生は、ずっと、「アスペルガーよ!諦めなさい!」って言っています。が、どこまでが症状によるもので、どこからが症状ではないのか、私には分かりません。

ごめんなさいは、普通、間違いを認めて謝る時に言うものですが、パパは、ごめんなさいには「意味がない」とよく言っています。ごめんなさいは、"怒られているその話から離脱する時のワード"のようで、必ず言った後は、再発防止策として、任務からおります。

薬の分量を間違うことは、Sにとっていいことではありません。明らかな間違いです。結局、パパにはそれが伝わりませんでした。

アスペルガーだから間違えたのなら、アスペルガーだから伝わらないのなら、アスペルガーだから本当のごめんなさいができないなら、許すしかないのでしょうか。

パパ本人は、全然"悪いことをしたという反応"をしません。「世界で俺だけは正しい」というスタンス。

…頭痛いなぁ。

とりあえず。薬は私の担当にすることにしました……。

つづく。