かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第415話「何をやっても大失敗はない程度が本当は心地良い」【2017年10月】

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かいじゅう兄弟が好きなゲームに、マイクラやレゴワールドといった自由度の高いものがあります。クエストはありますが、クリアしなければならないわけではなく、何も達成しなくてもいきなり、自由に動けて、クリエイトしていけます。つまり…自由過ぎて、自分の力量が足りなければ失敗することもあります。

レゴワールドで。Sくんが誤って、せっかく作り上げた汽車の色を塗り替えてしまった時は大変なことになりました。「元に戻したい!」と泣くけれど自分では直せず、「元に戻して!」と私に言っても私もやった事がないのでできず。大パニックに…。

あまりにパニックの度合いが高かったので、仕方なく、「大丈夫だよ、丁寧にやれば必ず元に戻るよ」と語りかけながら、私がゆっくり操作して、一番小さく塗る範囲に絞って、ちょんちょん、ちょんちょんと塗り替えて、修正していきました。

Sくんは、ゲームの中でも、決まりやルールに縛られるのが嫌です。が、操作や決まりが自由過ぎて失敗を導いてしまうのも嫌なのです。

マリオカートくらいの"これはレースだよ"の縛りがあって、「何をやっても大失敗はない程度が本当は心地良い」のだろうと傍目から見ると感じますが、本人はいろんなゲームに挑戦したいようなのです。

実生活においても、何をやっても大失敗はない程度が丁度良く、去年はそれが育成学級への逆交流で、今年は教育系大学の小集団活動なのだと思いました。

生活全部を心地良くはしてやれませんが、たまに、失敗への恐怖やパニックなどの緊張から解かれて息を抜いたまま過ごす時間も大切だと思いました……。

つづく。