かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第449話「話し合い」【2017年12月】

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パパと、Sくんの進路についての話し合い。難航しました。話し合いを行えるようになっただけ、マシと、考えるべきか。

私は、学習障害発達障害があるSくんも、適切な学習方法を見つければ、大学へ行ける可能性があると考えています。国立は難しくても、私立。幸い、関西には様々な私立大学があります。9歳のこのタイミングでヤル気スイッチが出現したので、大学受験まで8年間、十分に時間はあると思っています。親子間で教えられる事には限界があるので、作業療法やデイサービスの中での学習支援を視野に入れて、取り組み始めています。

パパの考えは、小学生の時点で、バカは、努力してもずっとバカで、行っても意味のない大学へ行き、誰でもなれる仕事に就く、と。自分のように小学生の時から賢い子は、賢い高校、賢い大学へ行き、素晴らしい仕事に就く、と。つまり…名の通った、国立大か一部の私立大しか認めない、と。他の大学は、行っても、お金と時間のムダだ、と。障害児に生まれたSくんが努力することは無駄だから、中卒でいいし、外の仕事につけばいい、と、言うのです。あと、大学に行きたい!と宣言するのなら、今からもっと勉強しろ、と。宿題するだけじゃ、足りないし、間に合わない、と。バカなのに、恥ずかしいから、大学行きたいとか、夢みるな、と、言うのです。

それって…健常児の子供がサッカー選手を夢見て、サッカー教室に通って練習したりするのと同じなんじゃないの?と私は思います。あと、半年前、一年前と比べたら、Sくんは成長していて、宿題に取り組む気持ちも変わってきている、ゆっくり良くなっているのだから、応援してあげて、と、伝えたかったのですが、伝わりませんでした。残念。

私がパパにお願いしたい応援とは、頑張れ〜と応援する以外に、宿題や分からない勉強を見てやるとか、もしも塾に通うようになったら送迎をするとか、塾の費用を出すとか、そういう事も含みますが、…全部、拒否。パパはSくんを応援する気はないそうです。障害時に生まれた時点で人生終わってるんだそうです。

これが、他人なら、無視して通り過ぎればいいですが、パパは私達の家族なのです。

果てしない、話し合いの日々は続きます……。

つづく。