かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第531話「苦手が似てる」【2018年2月】

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児相の先生曰く、「パパとSくんの型式は同じだ」、と。「だから、ぶつかり合うし、だからいつか分かり合える日も来る」。一見、学力の高いパパと、学力の低いSくんは全く違う種類の人に見えますが、勘違いの仕方、特に言葉のやりとりのズレは似ているように思います。彼らがどんなに焦ったり、時には暴言を吐いても、受け手が落ち着いて感情を穏やかに保っていれば、穏やかな世界に戻って来て、冷静に判断をしたり行動したりできます。

ここに「ことばプリント」というテキストがあります。サイズはB6。1・2年生用、3・4年生用、5・6年生用と分かれていて、必修基礎語を取り扱っています。Sくんがたまにやっていたのですが、最近、急にコツコツとやり始めて、1・2年生用を終えて、3・4年生用に入りました。目標は5年生になる前に3・4年生用を終える事のようです。

たまたま隣で見ていたパパが、「俺、こういうの苦手だったな。今でもよくわからない。」と言い出しました。私は答えを見ずに丸つけをしますが、パパは微妙な日本語の違いはどちらでもいいかな?いや、どちらかな?となるようで、答え無しでは答え合わせできないと言いました。昔から国語は苦手だったそうです。次が英語が苦手だったようです。得意は数学、あとは抜群の記憶力の持ち主です。

私は数学と国語が得意で、理科(物理は選択してない)と地理が好き、という感じでした。英語は苦手でしたが、英会話やリーディングという科目で成績を稼ぐタイプ。あとは記憶はダメでした。私に識字障害(漢字、数字、英単語が覚えられない)があるので、Sくんは私に近い存在と思って来ましたが、抜群の記憶力(長期記憶のみ、興味が向けば)や、国語が苦手な所はパパと似ています。

Sくんには、短期記憶とワーキングメモリーが低いことから起こる学習障害があるので、パパよりはずっとできない事が多いですが、パパの苦手は、何らかの形でSくんを支援する手かがりになるのではないかと思い始めています……。

つづく。