かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第539話「公の場で騒ぐ事」【2018年3月】

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我が家は昔、弟Aくんの通院や療育の行き帰りの為にタクシーを使って、ヘルパーさんもついてもらっていました。(Sくんの時は母や熊本の家族に付き添われていました。)

身体に障害のある私で、ADHDの強いAくんを無事に連れて歩くのは不可能でした。泣き叫ぶし、痒がって服は脱ぐし、靴も投げるし、抱っこしてみてもグネグネと釣りたてのマグロのように動くし、私が引っ張られて転けたり、ケガをする事もありました。

病院からは、「公共交通機関で通院してください、それも訓練のうちです。今から慣れておきましょう。」と言われていましたが、周囲への迷惑を考えたら、訓練だからと自信を持って乗車!なんてできず。長距離タクシーに乗っていました。けっして裕福ではない家庭で、多い時で月4万。大変な痛手でした。でも、障害があってもなくても、受け手にとって、公共の場で騒がれる事は迷惑です。

特別コンディションのいい日、一駅乗ってみて行けたらもう一駅、ダメなら次で降りてタクシーにしよう。そんな感じでトライを繰り返し、今に至りました。今は黙って座って乗っていられます。ただ、Aくんにとっては多大なストレスがかかっています。

みんなが何の気なしにできる事ができない。これからもそんな場面によく出会うと思います。練習は常に必要です。"理由があってもなくても、公の場で人と違う事をする事は迷惑である可能性が高い"としっかり意識して、課題に取り組みたいと思っています……。

つづく。