かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第572話「大学時代のパワハラ」【2018年4月】

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世の中で、パワハラが頻繁に問題になる中で……。私の大学時代のある出来事を思い出しました。


私には持病がある為に、各講師に保健室からプリントが配布されていました。内容は、持病の説明と、大学講義は90分あるので途中でトイレに抜ける事があることや、欠席が多くなる場合があること、椅子を保健室から専用の物を運んできて使うことなどが書かれていました。


ある日のこと、講義が終わってから、後ろの方の席にいた友人が「これ、●●ちゃんの大切なプリントじゃない?」と私に紙を持って来てくれました。保健室から講師宛に配布されているはずのプリントでした。


私はびっくりして、その講義を担当した講師の方に話に行きました。授業のプリントと間違えて、回してしまったのだそうです。しかも内容に目を通していませんでした。こんな事があっては困る!病気の詳細など個人的な内容が書かれている!と訴える私に講師の方は言いました。


「は?それで?だから、間違って配ったって言ってるじゃない!何か問題あるの?いくら一学生から、この私に対して言って来たって、何も、変わらないわよ。あなたの病気がなんだって言うの?配慮、しなきゃ、いけないわけ?私を誰だと思っているの?あなた、自分の立場分かってないの?」


なぜ、私が怒られてるんだ?!かなり高圧的で、謝罪もありませんでした。


……ふと、何処ぞの大学の学長さんの言いっぷりを見ていたら、記憶の奥底から大学時代の事が蘇りました。


大学内でパワハラの相談窓口のようなものはあった……かと思いますが、私はどこへも言いに行かず。ただモヤモヤしたままその講義に出る事をやめたのでした。パワハラにパワーを吸い取られたと言うか……きっと立ち向かっても無駄なんだと思ったり、悪いのは病気の私の方なんだと思ったりしていたと思います。


なるべく早い段階で立ち向かう人々、時間を置いてからでも立ち向かう人々、これから立ち向かう予定でいる人々、今、戦っている人々を、私は心から応援しています……。


つづく。