かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第605話「ピンチはチャンス」【2018年5月】

ご訪問いただき、ありがとうございます。読者登録をしてくださった方、星をくださった方、メッセージをくださった方、ありがとうございます。ありがとうを糧に更新を続けていきます。これからもよろしくお願いいたします。

* * *


パパ:「お前、一人で勝手に入院して、手術して、退院してくるよな?」

私:「え(笑)。それはないやろ(笑)。電車で入院グッズ引きずって行けってか?(笑)。」


たぶん、パパはよく分かっていない。「家族が入院して手術する」ってどういう事か。なぜなら、パパの実家の家族はみんな元気で、予防接種を受けなくても大丈夫で、伝染病にもかからなくて、ほとんど入院もなかったからです。健康ってほんまに幸せです。


私と結婚してから、私は二度の出産の為に長期入院をしましたが、お世話は里帰り先の私の実家の家族が一手に引き受けてくれていました。だから、パパは今回初めて、「家族が入院して手術する」を経験します。


入院期間中、私がいない期間は、私のヘルパーさんは全停止。子供達のそれぞれのヘルパーさんだけを手配して、送り出し、受け取りはパパがしなければならなくなります。私が役に立てない期間が長引けば、ヘルパーさんの手配もパパがしなければならないかもしれません。シングルファーザー状態です。


更に。完全に私がいないわけではないので。入院している私のお世話があります。具体的には、洗濯物の持ち帰り、洗い、持ってくる……の繰り返し。あとは入院日、手術日、退院日は平日で、仕事を休んで対応してもらわなければなりません……!


パパ:「は?洗濯物?自分で洗って干せよ。」

私:「集中治療室入るから無理だよ(笑)。あと、病院のコインランドリーって小さくて高いよ。そのお金、くれる?」

パパ:「金かかるんか!」

私:「かかるわ!」

パパ:「身内いない人はどうするんだ……?」

私:「看護師さんに助けてもらうんじゃない?もしくはレンタルのパジャマ着るか。」

パパ:「お前、レンタルでいいやん!」

私:「いいけど、汚すたび、お金かかるからね。」

パパ:「また金か!」

私:「そうだよ。なんでもお金かかるよ。商売だからね……。」


食事代……ベッド代……個室部屋代……かかるのも分かってなかった様子で。京都市に住民票がありながら、高槻市で医療行為受けるから一旦支払いがある事も分かってなかった様子……。(私は保険適応の医療費無料。)とりあえず、限度額認定証を発行して月を跨がなかったら8万くらい、跨いだら16万……。


などなど。日々ひたすら勉強です。でも、必ず、何とかなります。ピンチはチャンス、パパがいろんな事を知りバトンタッチするチャンス、子供達を自立へ促すチャンス、私が治療に専念するチャンスと捉えて、頑張ります……。


つづく。