かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第616話「身体とのお別れ」【2018年6月】

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昨日は遠くの泌尿器科の専門クリニックへ。色々検査したら、更に悪い所が見つかってしまいました。膀胱が硬くて危ないらしいのです。


子宮脱と膀胱、どちらの手術を先にするか、3つの病院間で話し合いしてくださる事になりました。


どの処置にも、メリット、デメリットがあって。良くなることはない。悪くなるのを遅くするようです。


焦り、悩む医師の姿。ちょっと、死というものを感じました。


でも。38年間、障害による不便さ、痛み、苦しみがなかった日はなかったから、もしかすると、私は死んだらやっとこの身体障害のある体とお別れして、魂だけになって、解放される、楽になれるのかもしれないと思いました。


魂だけになった時、初めて身体障害者じゃなくなって、そして、少し先に亡くなった母に会いに行ける。そんな気がしました。


残される家族の様子は心配ですが、私がいなくなる事で初めてパパはこの子育てに向き合う時が来る。子供達にとっても試練かもしれないけれど、それを乗り越えるか否やは三人の問題で、死にゆく?かもしれない私がコントロールしてやれるものではない。


なのに、どうして、涙が出るのでしょう。誰でもいつかは必ず死ぬのに。少し早いかどうかの違いだけなのに。いつか必ず死ぬ事で、人間はみんな平等なのに。とうとうと涙が溢れるのでした……。


つづく。