かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第623話「書かせない授業」【2018年6月】

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個人情報にかかわるので詳しく内訳は書けませんが。弟Aくんの一年生のクラスは本人に困りがあるお子さんが半数はいます。Sくんの五年生の方は困りがある子は、外国人のお子さんも含めて3分の1はいます。統計によると、何らかの支援が必要なお子さんは6パーセントはいるはずなので、二人がいるクラスは、確率が高く、担任の先生にかかる負担が大きいという事が分かります。


それぞれのクラスの担任の先生がどんな工夫をしているか、今日は書こうと思います。


まず、弟Aくんの一年生のクラスは、先生がiPadを肩からかけて、みんなの持っているノートと同じページの画像へ、先生がタッチペンで文字を書き入れ、大きなテレビにモニタリングして、同じように書いてみましょうと促していました。板書は文字の練習のみで、写して書く作業はほとんどありません。


クリニックの医師がICTを利用して!とよく話していますが、クラスの子供全員にいきなりiPad導入はまだ無理ですが、先生が取り入れる事で、授業はスムーズに行われていました。


次にSくんの五年生のクラスは、"めあて"のみ板書し、問題文は先生があらかじめ印刷した小さなしおりのような紙を都度配布してのりで貼るように促していました。自分が考えた意見や、計算やひっさんは書きますが、写して書く作業はほとんどありません。


様々な困りがある中で、板書の負担を削る事は、困りがある子達の為にもなり、先生自身の負担も少しは減り(印刷や小さな紙を切る作業、iPadのアプリや画像の用意などの手間はかかるので、先生方の負担が凄く軽減されているわけではないと思います。頭が下がります。)、困りがある子達に手を取られて健常の子の授業進行に影響する事も減るので、一石二鳥、一石三鳥だな、と思います。


授業の形は、時代や、先生個人によって様々ですが、少しずつみんなにとって良い方向へと、多様に転換されて行くといいなと感じます……。


つづく。