かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第639話「ごはんの時間」【2018年7月】

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かいじゅう兄弟は"決められた時間"に従えません(学校では我慢して従っている模様、だからストレスも持ち帰る)。


宿題の時間、お風呂の時間、ごはんの時間、声かけしても守ってくれず。下校後の生活はズレズレ。寝る時間に影響しています。


Sくんは何とか宿題だけは先にしてくれますが、弟Aくんはすでに普通学級の普通の宿題がキャパオーバーで、取り組み拒否、取り組んでもかなりの時間がかかり、号泣しています。


お風呂は本当にイヤイヤで。時間が経ち、お湯が水になり、追い炊きがないので、ずっとシャワーです。


更に、ごはんの時間は、お腹が空かなきゃ食べないけれど、お腹が空いたらすぐに食べたい形。夕方以降、私が体調を崩してトイレで吐き下していたら、「早く出せ」と騒ぎます。


『こっちの気持ちも考えて!』と思いながら、『ああ、若い頃の自分もそうだった』と、思うのでした。


私も、大学時代は制作中心に自分勝手に生きていました。四年のうち、二年までに単位を全部とる計画だったので、課題提出日が重なり、三日寝れないとか、夜中起きていて午前寝るとかありました。


お母さん:「ごはんの時間だよ。」

私:「今、集中してるから、邪魔しないで。声かけないで。ごはんいらん。」

という日もあれば……


私:「今すぐごはん出せる?」

お母さん:「そんな急に言われても出せないよ。」

私:「なら、いらんわ。」

という日があったり……


かいじゅう兄弟のそれとよく似ていました。とにかく、"集中している事が優先"であって、家族と暮らしている感覚はなく。"家族が決めた時間"に従う気はありませんでした。


ちなみに、小学生時代は、塾とお稽古通いで、ほとんど家で夕飯を食べておらず。パンかおにぎりか巻き寿司でした。中、高は部活帰りに買い食い、更に帰ってから一人夕飯。それから家庭教師が入っていました。


なんだかんだと、自分勝手なごはんの時間にさせてもらっていたと思います。


・誰かが決めた時間に従う事に意味を感じない。

・何より、集中している今が大事。意味がある。


私はこんな感覚でした。きっと、かいじゅう兄弟もそうです。だから、本当は気持ちがよく解ります。


私は、妻になって、母になって、持病が悪化して、優先すべき事が"集中している今"より高くなって、制作や仕事は後回し。周りの作家仲間より劣る自分にも慣れ、何も感じなくなりました。ようやく、普通の人に近付けた感じです。


ごはんの時間をめぐるバトルをかいじゅう兄弟と繰り広げながら、その熱意、集中する力を、保ちながら、上手に集団生活できるようになってくれたらな……と思います。


ごはんの時間についてでした……。


つづく。