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約一カ月前。算数ドリルの問題文を先生がノートに書いたものと同じに写してから(4ページ)、問題を解く宿題で苦戦していた弟Aくん。他に、ひらがなプリント、音読(全文)、計算カードがあって、すべて終わらせるのに2時間……。おそらく先生は30分くらいの分量とみて宿題を出しているのだと思うけれど。『夏休みの大量な宿題の前段階でこれは……不安だな』と思っていました。
Aくんに学習障害があったとして、だから出来ないなら、特別支援として量や内容を加減してもらわなきゃならない。
でも、今のAくんは泣きながらもやり遂げて、「みんなと同じがいい」と言います。
Sくんの経験から、特別支援として量や内容を加減してもらうと、クラスメイトから「ズルイ」と言われてしまうのは避けて通れない道。
では、どうするか。……クラスメイトのお母さん達に聞いてみる事にしました。
私:「みんな宿題どう?うちのAはかなり苦戦してるわ!」
泣きながらやってる。
最初からやってない。
学童でなんとかやってる。
計算カードは好きだけど、書き写しは嫌みたい。
だいたい、みんな同じで、「多い」と感じている様子でした。
我が家にとって1番良いのは……みんなの宿題が同じに減らされる事。しかし、私から先生に、"みんな苦しんでます!全員減らしてください!"と伝えるのはどうか……なんか、先生のプライドにカチンと当たるんではないか?とも思いました。
『先生が……気付いてくれたらいいのにな』と思いながら、しばらく様子を見ていました。すると……!二週間前に4ページだった書き写しが3ページに減り、2ページに減り、とうとう今週、1ページに減りました!1ページは、問題文の書き写しはなく、問題だけ解いた式と答えを書けば良い形でした。音読も範囲が減りました。
『ああ、良かった。』
きっとみんな思っているのではないかな?と思います。
あと二週間もすれば、夏休みに入ります。約一カ月分の宿題プリントはバサッと1つの冊子にまとめられ、Sくんの時で60枚ありました。あと、朝顔の観察日記と、絵日記5枚と、読書10冊と、自由研究(工作や絵もOK)。
弟Aくんはどのくらいの量だされるか分かりませんが、これより少ないことはないと思っています。しかも今年はSくんと2人分です。どちらも、放っておいて自力で出来るわけではないので、読み上げ、下書き、図解など支援が必要です。
なんとか、夏休みが嫌な思い出にならないように、宿題のせいで勉強が嫌いにならないように、工夫を重ねていきたいと思っています……。
つづく。