かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第691話「そして笑う」【2018年8月】

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いつから……下がっていたんだろうか?前にウィスクを受けたのは3年前。元から処理速度とワーキングメモリがかなり低い。今回、処理速度のパーセンタイルは0.1。つまり1000人に1人の出現率、1000人いたら1000番目と言うことになる。


そんな状態で。普通学級にいて。……そりゃ、何も分からない。周りの言うことも、早過ぎて聞こえない、多過ぎて覚えられない。独りぼっちになるのは当たり前だ……。


育成学級に籍を移すべきではないかと思う。ただ、本人が希望していないのと、今の育成学級は人数が多くて、先生の手がいっぱい。育成学級へ移ると通級指導教室は受けられなくなる。


先々の進路、様々なメリット、デメリットを考えてやらないとならない。学校にも話し合いに行かなければ……。


あと。Sを理解し、支えているのが、私しかいない事についても指摘があった。確かに。私しかいない。パパはSを拒否している。その他親族も、私達家族から距離を取っている。


Sを応援する人が私以外にいないって。Sも知っているけれど。私が死んでから、どうしようって考えるんだろうか。きっと誰もSを引き受けはしない。


S:「大丈夫。ママが死んだら俺も死ぬから。誰にも迷惑かけない。」


つまる。言葉につまる。そして笑う。


私:「そんなん、ぜんぜん大丈夫とちゃうやん!死んだらあかんで!」


まずは。進路情報を集めよう。障害者の就職情報を集めよう。我が家に可能な方法を探ろう。出来ることは全部やろう。落ち込んでる暇なんて私にはないのだから……。


つづく。