かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第693話「パパと話し合い」【2018年9月】

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もちろん、パパにもSの様子について説明しなければなりません。進路について、費用がかかる可能性があるからです。


本人は気付いていませんが、パパは昔で言うところのアスペルガー(だと思います)。もしかしたら、合わせて何らかの人格障害もあるかもしれません。学歴思考で、自分は完璧な人物だと自負しています。障害者、特に精神疾患のある障害者に対しての偏見が強く、生産性で物を見ます。老人も早く死ねばいいのにと口癖のように言います。生きていていいのは、働く健常者と、働ける身体障害者だけ、という考えです。……日本の人口、大幅に減ってしまいますね(笑)。


さて、そんなパパですが、けっして完璧なんて事はありません。まず、子供達と私に対してのDVがある。昔はもっと殴ったり蹴ったりしていた。今は暴言。あと、熊本にいた頃は、お金を使いきり、女遊びも酷かった。弁護士さんのお世話になったケースもありました。もしかしたら、今もバレていないだけで特定の人がいるかもしれません。私にとってパパは、暴言を話せるATMです。お金さえくれれば、私への暴言はOKです。手数料みたいな物。でも、子供達に対しては許せません。


特にSをなじるパパ。弟Aくんだけを可愛がります。今のSはメンタルが強くなったので、パパに何か言われたぐらいでは泣きません。言い返します。たまに弟Aくんもパパになじられて、泣きながら、言い返しています。私は、暴言が始まるとすぐに止めに入りますが、体調がめちゃくちゃに悪いと止めに入れない事もあります。聞こえる暴言で、更に具合が悪くなってきて、肋間神経痛が出て、耳の中がパタパタ鳴り出して、頭痛がして、吐いたりします。


たぶん、私は、完璧でないパパが、自分は正しく完璧な人間だ!という立場から障害のある子供達をなじる様子に腹が立つのだと思います。あと、子供時代に母から受けた虐待を思い出します。母は暴言+暴力でした。何度か怪我をして病院にも行き、タンスで打ちましたと嘘を言いました。暴言は、「お前なんか産まれて来なければ良かったのに!お前のせいで人生が狂った!早く死ね!ビルから飛び降りろ!」というような感じでした。私も産まれたくなかった。ずっと死にたいまま生きてしまって、なぜかもう38歳です。


パパと私の母は似ています。


何かうまくいかない事を他者のせいにします。あまり溢れる負のパワーを、暴力や暴言の形で弱者へと放出します。怒りのコントロールが効かないのです。


怒りのコントロールが効かないパパへ。


まず、Sの発達指数が下がっている事を伝え、今まで通りできない事はたくさんある、今までできていた事ができなくなる事もある、Sは普通の小学五年生ではない、完璧も、少しの要求も、求めてはいけないと伝えました。


あと、進路の選択肢の中で、私立への進学もあり得るのでお金が必要になるという話。クリニックから勧められた私立の学校情報も伝えました。


やはり、パパからは、「Sに金をかけてやる気がない。」「アホのいく私立へのやる意味が分からない。」「支援学校も中卒扱いになるなら行かせなくてもいいんじゃないか。」「アホになっていくSと一緒に暮らしたくない。」との返答がありました。


やっぱりな……。パパは生産性の低い人物に厳しいと思います。アホも大嫌い。私から見たらパパも十分に心がアホですが(笑)。


もう少し時間をかけて、パパの考え方を変えて行かないと、暴言をはくATMからお金が出てきません。説得はまだまだ続きます……。


つづく。