かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第736話「成功率について」【2018年10月】

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「通院してみたが医師と合わない」、「薬を試してみたが副作用の方がきつい」、「良いと聞いたから通ってみたが、教室が合わない」、「本を読んだが使える箇所がない」、「何をやっても上手くいかない」、「病院をたらい回しにされている」……よく耳にする悩みです。


私ももちろんありました。ただ、私は悩む前に辞めます。一応辞める時に先方には伝えます。すると、中には合わせてくれたり、新しいアイディアとしてこちらの希望を聞いてくれる場合もありました。


変な言い方ですが、通院や教室の成功率は7割くらいです。本で読んだり勧められた対処法の成功率は1割未満です。稀に、Sには全然効果がなかったのに、置いておいたら弟Aくんに効果を発揮した事もありました。(iPadの学習アプリ)


「なんか、最初から、バチッと合うものに出会いたい!」と聞くこともあるし、私もそうなればそれはとても良いと思いますが、現実はだいたい半分は経験や記憶としてだけで終わり、成功はしません。だから、最初から、バチッと合うものに出会いたい!と思うのをやめて、きっとまた半分は経験として、残りわずかから1つでも合えばラッキー、くらいのスタンスで取り組みます。


取り組みの期間も、3~5年くらい検証しないと分からないのでは?と思います。ただ、全く合わないものは瞬時に分かるので、すぐ辞めます。


例えば、熊本で通っていた発達クリニックと療育と保育園はSには合いませんでした。しかも、発達クリニックと療育は両極端に意見も違いました。保育園はスパルタでした。が、代わり無かったので、そこへ休み休み通いました。


京都に来てからは様々な専門家の先生方に出会う機会を得ました。色々な意見は全て私の経験になりました。実行できた事もあるし、全くできなかった事もあります。校区の小学校は今も荒れていますが、特別支援をするように変わって行きました。


やっても全然効果がない毎日、専門家や先生と意見をやり取りするストレスはあります。あるけれど、疲れすぎたら発散して、また再び挑戦です。歩みが遅くても、気にしません。周りがどうかという所は、本当は私には関係ないのです。


そうやって、ずっとずっと育て続けて行く事は、障害がある子、ない子、関係なく、同じなのではないでしょうか。時々、私だけしんどい!私だけ不運!私は障害児だけを育てているから苦労が多い!と思うかもしれないけれど、みんな言わないだけで、子供の成長のステージ毎に悩みや上手くいかない事があると思うのです……。


つづく。