かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第749話「芋、捨てちゃいな」【2018年11月】

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* * *


和歌山の父から大量のお芋が送られてきました。じゃがいもは……4キロ程、さつまいもはその倍くらいありました。じゃがいもはなんとかすぐに使いきれましたが、さつまいもは、我が家の私以外の3人がてんぷら以外あまり食べないので、どうするか困っていました。


友達にオススメレシピを聞きながら色々作っているよとパパに話したら……

パパ:「なんでそんな一生懸命に調理してるの?芋、捨てちゃいなよ。」

私:「え!?なんで?まだ使えるし、なんとか食べるよ。」

パパ:「こっちが欲しくて注文してお金を出した物じゃなくて、向こうも大量にもらい過ぎて困ってこっちへ送って来たなら、無理して調理して食べなくても、全部捨てれば、レシピを考えなくてもいいじゃないかと思ったんだけど。それか、送られてきても受取拒否したら良かったんじゃないの?」

私:「え?受取拒否?!お父さん悲しむやん!近所の農家の人が一生懸命作って、出荷しなかった分をくれてるわけだし、無駄にしないようにしないと。」

パパ:「え?だから、なんで?自分達がいらない物を送って来たのに?」

私:「あー……芋レシピが続き過ぎて嫌だった?なら、私が食べるし。そういう事?」

パパ:「いや、芋は好きだから食べるけど。」

私:「あ。そうなんや。。。」

パパ:「ただ、困るくらいなら捨てればいいのに、なぜ挑戦するかな?と思った。」

私:「へー……。ちなみにだけど……私、もらった芋を料理した写真もお父さんに送ってるわ……。昔、お下がりくれた友達にも、着せた写真撮って送ってた。。」

話しながら、捨てるは大袈裟だけど、私もまぁ細かく頑張り過ぎかなとは思いました。


またある日の事。春に、家族に相談なくスマホデビューした父が、今だにスマホの使い方を間違えたり、誤送信したり、誤発信したり。怒りながら電話してくるのを横で聞いていたパパが一言。

パパ:「そんなに使えないならスマホからガラケーに戻したらいい。向いてないんだと思うよ。お前も一生懸命に使い方説明し続けて疲れない?」

私:「確かにガラケーのバッテリー交換に行ったはずが、スマホデビューしてびっくりしたけど、本人使いたがってるし、介護に追われて他に楽しみないし、wi-fiもわざわざこの為に契約したし、今更戻るのはお父さん悲しむんじゃないかな。」

パパ:「そっか……。一日何回も使い方を聞く電話があったり、怒ってイライラするくらいなら、使わなきゃいいのになと思っただけ。やめれば解決するかなって。悲しむかどうかは……俺には分からないわ。」

なるほど……。一理あるなとは思いました。


パパが何か物事を考える時、まず、考える前にやめてみる選択肢があるんだなと思いました。


PTAも、「少人数の学校でそんなに揉めるなら、自分が会長になって、全員に加入するかどうかを書面で聞いて、加入した人達とだけ、できる範囲でやる。もしも、加入0なら、PTA解散でいいと思う。」と話していました。結局は、揉め過ぎて、うちだけ免除になって蚊帳の外になりました。


悪い例としては、障害児のケアや子育てについては、ノータッチを決め込んでいて、話を聞かない、だから、正しいと言われているやり方はやらない、という感じです。この点については、まだ、我が子の障害を受容できていないという問題も隠れているかな……と思います。


芋は捨てないけど、お互いに考えを聞いて、間を取りながら、やっていけたらいいなと思いました……。


つづく。