かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第765話「ブラックお手伝い」【2018年12月】

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ADHDの為、何でもせかせかとこなして行き、人を待つことが苦手な弟Aくんは、自分のことが済むと、クラスメイトのお世話や、お手伝いをして周ります。家庭内でもよく自分からお手伝いをしてくれるのですが……。少し問題が生じてきました。それは、パパから指示されるお手伝いについてです。


パパ:「ちょっとそれ、とって。」

近くにいて自分でできるちょっとした事を弟Aくんにさせます。弟Aくんが宿題をしていようが、アクションゲームの最中で止められない時や、まだセーブできていない瞬間でも、"今すぐやれ"と命令します。今は無理!となり言い合いになるので、結局、気付いた時は私がとりますが……これってお手伝い?!疑問です。


家事などのお手伝いを頼む量も、パパが受け持つ全体の半分以上で、いつまでも終わりません。


頼むタイミングも夜で、まだ7歳の弟Aくんは眠くてフラフラでも、"今すぐやれ"と命令します。


しかも、終わると、次これ!次これ!次これ!と増やし続けます。


永遠に終わらず泣き出す弟Aくん。しかも、やり方が違ったり失敗したら執拗に怒鳴られます。


私:「7歳の子供にお手伝い頼むなら、時間と量を加減して、仕上がりも完璧でなくても、ありがとうと言えないと。これじゃあ、お手伝いという名の虐めだよ。しつけと称して虐待する奴に近いよ。」

パパ:「はぁ?!俺の役割を減らす為に仕事ふってるのに、失敗しやがって。腹が立って当たり前だろ。役立たずが。手伝わさずに俺が自分でやった方が早いわ!」

私:「そう思うなら、やらせない方がいい。7歳の子供のお手伝いに完璧を求めたらいけないし、自分の代わりに役に立ってもらう為に、自分の役割減らす為に子供がいるわけじゃないし。お手伝いは、練習であって、代行ではないよ。」


パパは納得いかない様子でした。おそらく……私のいない時にはまた繰り返しブラックお手伝いをさせる気でいます。


なぜか、パパは子供に対して常に対等です。同じだけ完璧にやれとか、仕方なくマンションに住まわせてやってるんだ、費用を稼いでこいとか。身体の小さい小学生が大人と同じだけ動けるわけもないし、働けるわけもないのに。言ってることがおかしいです。


自分にも、上手くできなかった子供時代があったはずで、周りの大人に応援されながら大人になったはずなのに……。このズレを修正するにはどうしたらいいか、また新たな試行錯誤が始まりました……。


つづく。