かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第777話「五年の冬休みの宿題が、Sくん対応になっていない件」【2018年12月】

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* * *


さて。五年のSくんの冬休みの宿題が……プレジョイントテスト(以下、プレジョイ)のテキストと、自主勉になっていました。


プレジョイの内容は普通に五年生レベル。Sに解けるわけはありません。が、本人は担任の先生から出された宿題はやらなければならないと思っているので、一生懸命に取り組み始めてしまいました。


ちなみに、五年夏休みまではSのレベルに合わせた別の宿題が出ていました。が、今回は……。なぜか、みんなと同じ。ムムム?っと思いながら様子を見ていたら……。


出来なくて泣き叫ぶS。やらなくていいよと声かけしたら逆ギレする事は分かっているので、五日間は本人に任せて様子を見ることにしました。


すると。五日目の朝、発狂。宿題のプリントを破いてしまいました。それから、自分でテープで貼っていました。


私:「苦しかったね?お疲れ様。自分でちゃんと貼って偉いやん!答え合わせしていいかな?」


テキストを渡してくれたので採点しました。国語と理科は全滅、算数は計算だけ、社会は半分以上できていました。


私:「五日間かかって取り組んだ物を、親が採点して赤で答えを書いてるから、これで終わりにしていいんじゃないかな?Sは、Sに合ったレベルの勉強を、家にあるテキストでやろう。その方が身につく。自主勉は好きな事を調べたり、家にあるテキストをやったのをコピーして貼ってもいいと思うよ。」


納得してくれて、やっと、Sくん対応になっていない冬休みの宿題から解放されました。


こちらの学年も、先生の手が回らなかったのかなと思います。


今回のSの選択肢は……


1.無理して同じにやる。膨大な時間がかかり、ほとんど赤で直しになる。

2.無理せず途中でやめる。先生からは怒られないが、周りからズルいと言われる。

3.親が区切りを決めて(今回は五日間)、採点をする。残り時間は他の勉強に当てる。


この3つです。先生にしてみれば、「あ、Sは無理しなくても。やっても、やらなくても、いいです。」というスタンスだったかもしれませんが、それではSが納得しないのです。


地獄の五日間が過ぎてからは、晴れ晴れした顔をして、家にあるテキストと自主勉で調べ学習をしています。きっと、休み明けのプレジョイで点は取れませんが、それは仕方ないし、冬休みだけでどうにかなる話ではないので。これで良かったかなと思うのでした……。


つづく。