かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第778話「違う事が当たり前の国へ」【2019年1月】

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年末年始、私は猫とふたりでお留守番。パパとかいじゅう兄弟が熊本へ帰っていました。ゆっくり友人たちに会い、ゆっくり作品作りをしていました。友人たちとは、気が付けば、変わり行く日本について話していました。


昔は"空気読めない"なんて言葉や言い方なかったよね…とか。(Sくんが悩んでいる空気読めない問題、空気読めないという台詞自体が冷たく、Sくんを深く傷付けているのです。)


私もこんな特長あったよ…とか。(そういえば、私も忘れ物もあったし、漢字や歴史が苦手…とか、コミュニケーション下手とかありました。)


不登校の話。(私は高3の後半、不登校がありました。私の知り合いや親戚にも、学校へ行けない子たちがたくさんいました。ほんとに何もなく学校へ行けるなら行けば良いけれど、そうでない場合は別の道、別の学習方法があるよねと思いました。)


小学校教育がかなり変わったという話。(弟Aくんが計算は強くスラスラできるのに、さくらんぼ計算を必ず書かなければならないとか、計算ドリルをノートに写す事がLDとぶつかって苦しんでいたり、昔はなかった苦しみがあるのです。)


周りに外国人のお子さんや家族が増えている事。(中には母国語だけで、日本語も英語もできない状態で日本の公立小へ来る子もいます。これからは更に増える事でしょう。漢字の止め跳ねや、国語以外の科目で漢字でないと丸をもらえないやり方だと、LDの子たちと同じような悩みや困りを、外国から来たお子さんたちも抱えるのではないかと思いました。)


「外国では、まず互いが違う事が当たり前だから、空気読めなんてなくて、最初に説明をする」という話。(そうか!そうなんだ!と心を打たれました。日本がたまたま単一民族国家だから、分かってるやろ?空気読め!と言われるけれど、外国では、文化や宗教や習わしが違うのが当たり前だから、前置きや説明があるのか!と思いました。)


日本の少子高齢化はこのまま進み、外国人労働者が入って来るにあたって、その方々の子供たちも日本に来るにあたって、日本の教育の現場は現状維持が厳しくなります。そうしたら、学校の先生は更に激務になり、鬱や離職がますます増えそうですが、そうなる前に、古き良き伝統的な昭和式国語は捨て、みんなで楽に行こうよと私は思います。


あと、日本的な、空気読めよ!も無くなってくださいと思います。みんな違ってみんな良い、みんな違って当たり前の日本へ。外国人がたくさん来る事にデメリットもあると知っていますが、誰が何と言おうと、日本は変換期に突入するのだと思います。


変換期のメリットが、発達障害やLDがある子たちに良い方向へ作用する事を切に願うのでした……。


つづく。