かいじゅう兄弟

二分脊椎症のママと発達障害のかいじゅう兄弟が繰り広げるドキュメンタリー

第781話「最近読んだ本の紹介、その2」【2019年1月】

ご訪問いただき有難うございます。これからもよろしくお願いいたします。


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●「自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 幼児・小学生編」本田秀夫・日戸由刈 監修

発達障害のSくん(小5)と弟Aくん(小1)のSSTの確認の為に読みました。お手伝いや、家族のさり気ないありがとうの言葉かけの大切さが書かれています。変わるのは本人達ではなくて親の方だと再確認しました。


●「自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 思春期編」本田秀夫・日戸由刈 監修

空気が読めないと言われ苦しむ発達障害のSくん(小5)の為に読みました。空気が読めない"それ"が治ったり消えたりは無い、全てをマニュアル化する事は不可能。だけれど身近な大人に相談する、ヘルプを出せる人へ。親は黒子のように影から支援して、その上で本人が試行錯誤する事について書かれていました。そのうち、私自身が子離れする時が来るんだなと思いました。(さらに我が家には最強アスペルガーのパパがいるので、"思春期編"はパパの事ばかり書かれているようでした、笑。)


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小さい頃は、かいじゅう兄弟を、親に何でも話してくれる子に成長してくれればいいなと思って育てました。だから、私が何かしている最中でも、話しかけてきたら手を止めて聞きました。言葉にならない時もずっと聞いたり、様子を探りました。エピソードの聞き漏らしや、サインの受け取りミスが、私はこわかった。できるだけ「後にして!」を言わずにすぐ受け止めるようにしました。でないと、Sくんも弟Aくんも忘れてしまうからです。子供の話、いつ聞くの?今でしょ!といつも思っていました。


それから、かいじゅう兄弟が何でも話して相談してくれるようになってからは、一緒に、解決に向けて考えたり、必要な情報を集めたりしました。勉強に関する本やSSTに関する本はなるべく買って読んで、リビングに置いておきました。読め!と言われたら嫌だろうから、そっと目につく所に置いておいて、たまたま読んでくれたらラッキー!くらいのスタンスでした。


あと、少しだけ、いきなり話しかけて来る時に"待った"をかけるようにしていきました。「うん、必ず聞くよ、でも今ママ何してる?」と言うと、ストップがかかる時もあれば、振り切って話し続ける事もありました。結果はどちらでも良かった。少しだけ、相手の様子も知って欲しかったのです。


それから、彼らが大好きでひたすら話したい雑談話には区切りをつけるようにしていきました。例えば、肩トントンをかいじゅう兄弟が私にしてくれている間とか。


とにかく、適度なタイミング、適度な量、適度な話題のチョイスで話しかけたり、的確に相談したりが、彼らは苦手です。それをだいたい5年かけて土台作りをしてきた感じです。


これからも後ろから応援していきたいと思います……。


つづく。